iCal2H

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iCal to WILLCOM(旧DDI Pocket) KX-HV210, KX-HV200 and KX-HV50.


 Macintosh と WILLCOM(旧DDI Pocket) を愛する貴方へ(2005/5/18)
 

このソフトについて
 このソフトは、iCal のスケジュール(予定)をWILLCOM(旧DDI Pocket) のPHS携帯電話 のうち Panasonic 製のKX-HV210, KX-HV200 およびKX-HV50 の スケジュールに取り込めるファイルに変換するソフトです。

開発の経緯
 もともと、これらの機種では Microsoft Outlook(tm) の予定を 取り込む機能を持っていましたので Mac で管理している予定をPHSでも見ることが できるようにしたいと思ったのでした。
 現在は下記の制限事項があります。留意の上ご使用下さい.
バグリポートや要望事項などは文末のメールアドレスにお送りいただければ助かります。

制限事項
1. 繰り返しの予定には対応していません。
2. 時間帯は日本のみです。時差は反映されません。
3. MacOS X 10.4(Tiger)専用版と、それ以前のバージョンがあます。
  (Tiger 版iCal 2.0のデータ構造が変更になったため)

使用方法
1 初期設定
  iCal2Hをダブルクリックして起動すると、下のウインドウが開きます。
  Pictuire of 1st window
 「YOUR_ID@pdx.ne.jp」の所に、あなたのPHS宛のメールアドレスを入力して 「設定を保存」ボタンを押します。
 メールソフトの自動起動とあて先の自動入力機能を使わない場合は、上記の操作は不要です。

2 iCalカレンダーファイルの変換
 「変換開始」ボタンを押してカレンダーファイルの変換を開始します。
変換を終了すると、デスクトップに変換後のファイル「SCHEDULE.CSV」ができます。
本日日付けの前月から3か月分だけを抽出対象としています。(携帯の容量制限を考慮して)
 「変換開始」ボタンが「終了」に変わっていますので、このボタンを押して処理を終了します。
 初期設定でメールアドレスが設定されていると、メールソフトが起動され、新規メッセージ のあて先に設定されているメールアドレスが入力されます。  なお、起動されるメールソフトは「システム環境設定」の「インターネット」で指定した メールソフトが対象になります。

3 PHS 端末への転送
 メールに添付(エンコードをBase64で)して送る、ある いは、SDメモリーカード経由でPHS端末のスケジュールに 取り込みます。(詳しくはPHS端末機付属のマニュアルを 参照してください)

インストール方法
 ダウンロードしたファイル(.zip)を解凍して、お好きな場所(アプリケーションフォルダを推奨)に に移動して下さい。

初期設定ファイル
 メールソフトの起動とアドレス入力の自動化のために、転送先PHSのメールアドレスを 初期設定ファイルに保存します。
 保存先は、「ホーム」- 「ライブラリー」-「Preferences」フォルダの下で、ファイル名 は「iCal2H.plist」です。(iCal2Hを削除する場合は、このファイルも削除してください。
 また、iCal2H Ver.1.0.1 以前をお使いになっていた方は、前のバージョンのソフトを削除する ときに、「ホーム」-「Application Support」内に、「iCal2H」というフォルダを作成している かもしれませんので、そのフォルダごと削除してください。


著作権など
 このソフトの著作権関連の権利は作者の野村行憲が保持します。 利用者はこのソフトを自由に使うことができます。
使用料は無料です。(寄付や感想は大歓迎です)
このソフトの再配布は自由ですが、必ず同梱されている「最初にお読みください.rtfd」ファイルを 付けて配布してください。

謝辞
 このソフトは AppleScript で作成しました。このソフトを制作 して頂いた Apple Computer, Inc. に感謝します。
 また、このソフトを作成するにあたり、以下の方からご指導/助言/ 情報提供をいただきました。ここに掲載して感謝いたします。
 掌田津耶乃さん
  MacOS X 版の AppleScript を作成するための助言を数多く
  いただきました。
  また著書の「AppleScript Programming for MacOS X」(ソシム株式会社発行)
  から多くのことを学びました。
 飯森秀昭さん
  iCal2H作成の壁であった utf-8 を変換するたの助言と
  変換ツールであるOSAX「TEC_OSAX1.3.3」を提供いた
  だきました。(Ver.0,1〜0.3b4まで使用させていただきました)
 新居雅行さん
  Java と AppleScript の連携方法などの助言の他、ソース自体まで
  お手伝いいただきました。
 βテスト版を使用してバグリポートをお送り頂いた方々にも深く感謝します。
あなた方の御協力が励みになりました。


ダウンロード

 ■iCal2H Ver.2.0.1 約132KB(MacOS X 10.4 Tiger 専用)

 ■iCal2H Ver.2.0.0 約132KB (MacOS 10.3.X とそれ以前用)



作者
 氏名 野村 行憲
 E-Mail: ynomura@mac.com
 
 
 修正履歴
 2005/05/18(Ver.2.0.1) MacOS X 10.4 Tiger に対応。(以前のバージョンでは使用できません)
 2004/07/28(Ver.2.0) カレンダー変更部分をJavaからPerlにして処理速度を向上。高速化に伴い、カレンダーの選択を省略(全カレンダーを処理)。メールアドレスを初期設定ファイルに格納するように変更。
 2003/11/25(Ver.1.0.1) MacOS X 10.3 に対応。
 2003/1/21(Ver.1.0) 自動処理、メール起動をサポート。
 2003/1/20(Ver.0.3b2) 処理速度の遅さを改善した。
 2003/1/19(Ver.0.3b1) GUI のサポートとTEC.osax を使わないようにした。
 2003/1/15 (Ver.0.2b4) イベント名中に":"が有ると正しく処理しない不良を対策
 2003/1/14 (Ver.0.2b3) 一部のbug fix と、TEC.osax のバンドル。
 2003/1/13 (Ver.0.2b2) 長いイベント名でエラーになる不良を対策。
 2003/1/11 (Ver.0.2b1) iCalのファイルを直接読み込む方式に変更した。
 2003/1/10 (Ver.0.1b2)  変換処理中にエラーになると終了しない不良を対策。
 2003/1/9 (Ver.0.1b1)  開発途中版リリース。